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競馬やら野球やらフフホトでの生活やら適当に書いてます。POGの話題が中心です。
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七歳からの内モンゴル紀行
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すでに学校も始まっている9月の終わり(一応書いておきますが、向こうは9月から新学年です)。
フフホトに来てから一ヶ月とちょっとが経ったころ、ようやく家のほうの準備ができたということで、そちらに移ることになりました。

心は晴れ晴れ、気分はうきうき。
今思うと贅沢極まりないですが、当時は「やっとこの退屈なホテル生活におさらばできる」と思ったものでした。
今はそういうふうに思ったという事実があることすら信じられないと言うか、信じたくないと言うか…。

退屈な日常って素晴らしいじゃないですか。
何も起きず、何も考えず、ただ一日を終える。
それでは生きている意味がないという考え方もありますが、やっぱりこういう時間って貴重だし必要だと思うんです。


とりわけ、普通より楽で怠惰なホテル暮らしから、普通より遥かにハードな日常を過ごすことになっただけに、そういった思いは余計に強くなることに…。
新しい家に移った後、学校に通うようになってから何度「あのホテル暮らしに戻りたい」と思ったことか(笑)


えー、というわけで、ぬるま湯のようなホテル暮らしから、真冬の水風呂のような暮らしに移ったわけですが(笑)
その時住んだ家の写真とかがあればいいんですが、生憎一枚もありませんので…。
伝わるかどうかは分かりませんが、一応言葉で説明してみることにします。

図面

…と思ったんですが、面倒なんで自分で描いて見ました。
大体こんな感じだったと思います。
見にくいとか字が汚いとかは勘弁してください。
これでも頑張ったんです(笑)

上が会社の敷地の図面。
左下が家を正面から見た図。見てのとおり、駐車場の上にありました。
右下が間取り。

8畳くらいの部屋が2部屋並び、その奥が台所。ベランダ。
見てのとおり、風呂もトイレもありません。
風呂は週に1回共同浴場でシャワーが浴びれるとのこと。
これはまあいい。許す。
元々風呂は好きではなかったし、日本じゃないから週に一回でもそれほど問題はなかったです(と分かったのは後のことですが)。

だけどね…。
トイレがないってどういうことじゃあっ!

トイレは、隣のオフィスのトイレを使うとのこと…。
夜なんかもう、怖くて怖くて(笑)
外もオフィスの中もトイレも、一切明かりがないんですよ。
まったく、夜トイレに行くたびに、肝試しの気分を味わう羽目になりました。

ただ、あんまりにも面倒なので、冬頃からはそれ用のバケツを用意してベランダに置いておいて、そこで用を足すようになりました。
そんで、溜ったら誰かが捨てに行くと。

ぶっちゃけ、トイレがない草原のほうがまだ楽でしたね。

家から

ついでに、家の玄関を出たところから取った写真。
右の赤い建物がオフィスビル。
遠くに見える二つの人影は、学校から帰ってきた私と姉でしょう。

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前回、食堂で印象に残ったことについて書きました。
いずれの話も、いわゆる「カルチャーショック」みたいなもので、少なくともそれに好印象を持つということはなかったんですよね。

ただ、それはそれとして、料理自体は結構自分の口に合うものでした。
元々濃い口な方なので、特におかずに関しては、好みの味付けのものが多かったですね。
ほとんどが、油で炒める料理で、かなり濃い味付けでしたから。

それに対して、主食とスープはとにかく味気なかったです。
おかずの味が濃い反動なのか、そもそもそのことを考慮した上で薄味にしているのか分かりませんが、とにかく塩味が薄かったですね。

チャーハンなんかも、とにかく味が薄い!
そりゃあ、ただのご飯と比べれば一応塩味はありましたけど…。
もっとも、これに関しては、私自身が持っていた先入観の影響なんかもあったと思います。
つまり、「そもそもチャーハンとはどういう料理なのか」ということです。
私がチャーハンについて持っていたイメージというのは、「それだけでご飯を食べれるようにしたもの」というものでした。
「おかずとご飯を混ぜたもの」とも言えるかもしれません。
それに対して、中国のチャーハンはあくまで「主食は主食」だったんですね。
つまり、卵やねぎが混ざってても、それだけで食べるわけではなく、あくまで濃い味付けのおかずを食べた後の口直しである、と。

なーんてこんな風に思ったのはずっと後のことで、当時は単純に、薄すぎる味付けに不満を抱きました。

スープは、だしをとらないでお湯に材料ぶち込んで塩を入れただけ、みたいな感じでした。これも結局のところ、ご飯と同じような位置づけなんでしょうね。
今はそれはそれとして受け入れられるといいますか、むしろ結構好きになってたりするんですが、当時はどうしても好きになれませんでした。


あと印象に残ったのは、トマトについて!
向こうの食堂は、日本の店なんかよりアドリブが利くと言いますか、メニューにないものでも、生野菜や、ポピュラーな料理なんかは、言えば出してくれるんですよね。
なので、うちの親父は生野菜が好きなので、しょっちゅうきゅうりやトマトを頼んでいました。
きゅうりは大抵の場合そのままで出てくるんですが、トマトにはなぜか、砂糖をこれでもかというくらいかけて出してくるんですよ。そのままでいいと言っても、必ず。

何でも、当時はまだトマトを食べるようになってそれほど経っていなかったため、トマトの味に慣れていない人が多く、食べやすいよう、砂糖をかけたとか、なんとか。真偽は確かめてません。

今はどうなんでしょうね。
トマトを頼むなんて、親父がいる時だけなんで、最後に食堂で食べたのはもう10年以上前になるのではないかと。
今でも砂糖をかけて出しているんでしょうか…。

ただ、トマトを使った料理は他にあったんですが、そっちは結構おいしかったです。
「西紅柿炒鶏蛋」(読んで字の如くトマトと卵を炒めた料理)は、どこに行ってもある定番料理ですが、中国に行った時は必ず一回は食べてました。
三年前留学した時、夕飯は毎回友人と外に食べに行ってたんですが、頼むおかずのローテーションの中にきっちり組み込まれていましたし(笑)


あー、こんなこと書いてたらまた内モンゴルに行きたくなってきました(笑)
自分にとっては、ある意味ふるさとの味なので、やっぱりずっと食べていないと、不意に食べたくなったりしますね。

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今さらですが、内モンゴル紀行を読む上での基本的な知識?みたいなもの。

内モンゴルと外モンゴル。
モンゴル人とモンゴル族。
モンゴル文字とキリル文字。
内モンゴル語と外モンゴル語。

前にも別のところで書きましたが、一応ここでもう一度書くことにします。
読まなくても問題ないように書いてるつもりですが、多分これを読んだあとのほうが話の流れがつかみやすいと思います。


まず、内モンゴルと外モンゴルについて。

内モンゴルとは、中国国内にある「内蒙古自治区」のことを言います。
言ってみれば、中国の中の一つの県みたいなものです。
とは言え、面積は日本の国土の3倍以上ありますし、すでに「県」という感覚ではないですが。
モンゴル族の自治区ということで、蒙古族しか住んでいないと思われることも多いですが、現実には蒙古族は、自治区の人口の15%程度を占めるにとどまっています。
80%以上を、漢民族が占めています。
ただ、350万人以上の蒙古族の人がいるということで、一応世界で一番「モンゴル人」が多い地域ということになります。
ほぼ全ての市や町に蒙古族の学校がありますし、店の看板などにもモンゴル語を使うことが義務化されているなど、そこかしこに「モンゴル」を感じることができます。

それに対し、外モンゴルとは「モンゴル国」のこと。
一般にただ「モンゴル」と言った場合、こちらのことを指します。
私はこちらには行ったことがないので、詳しいことは何とも…。
ただ、モンゴル国に関しては、結構知られている部分が多いかと思います。


続いて、モンゴル人とモンゴル族

これは結構勘違いされていることが多いのですが、内モンゴルにはモンゴル人は住んでいません。
内モンゴルに住んでいるのは「モンゴル族」であり、彼らはれっきとした中国人です。
つまり、外モンゴルに住んでいるのは、「モンゴル族」であり「モンゴル人」でもあるのに対して、内モンゴルに住んでいるのは、「モンゴル族」だけど「中国人」であると、こういう違いがあるわけです。

先日、私がモンゴル人の友人と電話で話をしたという記事を書きましたが、あれは厳密に言うと間違いで、彼もまたモンゴル族である中国人というわけです。

ただこれは、言葉によって区別されているというだけで、基本的にはモンゴル族をまとめて「モンゴル人」と言うことが多いです。

そんなわけで、私がモンゴル人と言った場合、そのほとんどが「内モンゴルのモンゴル族」を指すということを前提にして読んでください。


次、モンゴル文字とキリル文字

モンゴル文字とは文字通り、モンゴル固有の文字。
内モンゴルで使われているのがこちらです。
私が習ったモンゴル語も、当然こちらの文字です。

それに対し、キリル文字とはロシア文字のことです。
こちらは、長いことロシアと深い関係にあった、モンゴル国で使われているものです。
日本の外語大とかで教えているモンゴル語は、おそらくほとんどがこちらの文字を教えているはずです。
日本で出てるモンゴル語の辞書も、大半がこちらですからね。
一応、私も読み方だけは習いましたが、使いこなせるまでにはなってません。


hiciyel in debter2
モンゴル文字 手書き

hadamal toli
上:キリル文字 下:モンゴル文字 活字


現在、モンゴル国でもモンゴル文字を使うよう、取り組みがなされているそうですが、そう簡単には変わらないでしょう。
日本で、「漢字を使うのをやめて、ひらがなカタカナだけを使うことにしよう」なんて言っても、それが定着するのにどれくらい時間がかかるか…。
そう考えると分かりやすいかもです。


最後に、内モンゴル語と外モンゴル語

これは、使用文字が違うだけで、基本的には同じです…と言いたいところですが、結構違う部分が多いです。

よく言われるのが発音で、内モンゴルではチャ行をそのままチャと発音するのに対し、外モンゴル語ではツァと発音します。
同じように、ジャ行をジャ、ザと発音したり。

もっとも、私は内モンゴルの言葉を習ってきたので、内モンゴルを本位にして書いてますが、多分どちらが正しい、という話ではないのだと思います。
内モンゴルにも、方言によっては外モンゴルに近い発音をする所もありますしね。

あとは、言葉そのものが違う、ということが結構あります。
具体的に言うと、内モンゴルは中国語からの、外モンゴル語はロシア語からの転用が多いということです。
おかげで、話している内容によっては、全く違う言葉が並ぶことになってしまう可能性もあるわけです。

余談ですが、フフホトのモンゴル領事館に電話をかける際、内モンゴル人(変な言い方)の友人に出てもらったんですが、電話に出た相手の外モンゴル人の人と、お互いにまったく言葉が通じなかったそうです。
「相手の言ってることは分かったけど、こちらの言葉が相手に通じなかった」というのはよく聞く話ですが、全く話しにならなかったと言うんですからね。
それだけでも、この二つの言語(とあえて言わせてもらいます)に相当の違いがあるということが分かるというものです。



というわけで、初心者のためのモンゴル講座でした(違
どこにでも書いてるような内容ですが、私自身が再確認するという意味もありますので。

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最初のホテルでの一ヶ月強の期間、それは色んな意味で「中国」を知る時間となりました。
本当はそれほど深いものではなく、日常の中に日本との違いをそこかしこで感じたと、ただそれだけのことなんですが。

そんなわけで、感じた中でも特に印象が強烈だった「食堂での食事」についてなぞ書いてみたいと思います。
「食事」ではなく、あくまで「食堂での食事」です。


まず感じたことは、とにかく段取りが悪いということ。
箸、取り皿、湯のみ、お茶、ナプキン。
お客が来た時に先ず最初に出すものです。
大きい食堂やレストランなんかだと、最初から用意してあるところがほとんどでしたが、このホテルの食堂はそれほど大きくはありませんでした。
なので、お客が来たらその都度用意するんですが、これを一つずつ持ってくるんですよ。
箸を持って来るなら箸だけ。皿を持って来るなら皿だけ。
両手がふさがってると並べにくいからじゃないかと思われるかもしれませんが、持ってきても並べずにその辺にまとめて置くだけでしたからね。
おぼんでも使えばいいのに、と食事の度に思っていました。


次、主食が最後に来る。
ご飯をおかずと食べることが当たり前だった自分には、これはちょっと痛かったですね。
おかずが来てもご飯がない。ご飯が来るころにはおかずがない。
一応、メニューとしては「主食」として書かれているんですが、どっちかと言うと「口直し」と言ったほうが良いのではないかと(笑)
料理が油で炒めたものばかりなので、最後にあっさりしたものを食べると。
こっちからすると、おかずが油っぽいだけに、余計にご飯がほしかったですけど。

それで、「ご飯を早く持って来てくれ」って頼むんですけど、通じないんですよ、これが。
向こうには「ご飯とおかずを一緒に食べる」という感覚がないらしく、何度頼んでも毎回、おかずだけ先に持って来るんです。
それで「おかずとご飯を一緒に持ってきてくれ」と頼むと、すごい怪訝そうな顔をするんですよ。
「何?何言ってんのこの人?」みたいな感じで(笑)


最後に、これだけは閉口したというもの…。
それは、「注文を受けてから材料を買いに行くということ」(爆

ある日、おかず数点と「焼き茄子」を注文したんですよ。
そしたら、他のおかずは割かし早く来たのに、待てどくらせど焼き茄子だけ来ない。
上に書いてあるとおり、おかずが出揃わないとご飯は出さないので、当然ご飯も来ない。
30分以上経ち、さすがに遅いと思い、ウエイトレスを呼んで聞いたら、「今作っている」って言うんですよ。
忘れているわけじゃないんだったらということで待つことにしてひょいと脇を見たら、茄子の入った買い物袋を持った白衣の男が厨房に入って行くという衝撃的光景が(笑)

そんなねえ、客が入りすぎて材料が足りなくなったとかいうわけでもあるまいし…。
何てったって、我々が最初の客でしたから(笑)

まあ、中国の食堂で材料がないため作れない料理がある、というのはそれこそニチジョウチャメシなので、この場合は客の要望に応えるため全力を尽くした、という見方もできるんですが、そうは見えないあたりが何とも…。

以後、料理が出てくるのが遅いと決まって、「遅いね」「今材料買いに行ってるんだよ」という会話が交わされるようになりましたとさ(笑)

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とりあえずフフホトに着きましたが、住む家がありませんでした(笑)

ここらあたり、いかにもいいかげんで、「中国」って感じがしますね。
一応、電子研究所のオフィスのとなりにある住居スペース(たった二世帯!)に住むということは決まっていたらしいんですが、まだ準備ができていないとのこと。
というわけで、最初の一ヶ月以上は駅前の通りにある「八一賓館」というホテルで、二部屋借りて過ごしました。
今にして思えば、この最初のホテル暮らしの時が、これまでの内モンゴルで過ごした中で、一番楽でした(笑)
何をする必要もないホテル暮らしですから、当然と言えば当然かもしれません。

この間の生活サイクル。

起床→朝食→自由時間→昼食→モンゴル語の勉強→夕食→就寝

ってかんじ?
親父はすでに仕事を始めていたらしく、出かけてることのほうが多かったです。
よく、夕方5時くらいにオフィスのほうにみんなで迎えに行ったりしました。
歩いて20分くらいでしたから、散歩がてら丁度良かったんだと思います。

見て分かるとおり、一応学校に入るのにそなえて、モンゴル語の勉強をしていました。
モンゴル語というより、「モンゴル文字」と言うべきかもしれませんね。
姉と二人で習ったんですが、最初は難しくて難しくて…。
文字の練習ですから、ひたすら書くだけでつまらないですし。
宿題も出されたりして、私はソッコーで投げ出しました(笑)
姉は年上の余裕か、ちゃんと毎日ノルマを達成していましたけど。
私も一応毎日やってはいたんですが、とても追っつかなかったですね。

ただ、第一印象としてのモンゴル語は悪くなかったですね。
この時の勉強自体は、ちょっと不真面目にやってましたし、楽しかったという記憶はないですが、単純に「面白い字だなあ」とは思いました。
縦書きだし、繋げて書くし。ハングルや漢字みたいに角張ってないのも好印象でしたね。

以後どっぷりとモンゴル語(モンゴル「語」に限ったことではないですが)の魅力にはまっていくわけですが、そうしたところからも、はまる素地はあったということなのかもしれませんね。

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プロフィール
HN:
チョルモン
年齢:
31
HP:
性別:
非公開
誕生日:
1986/02/07
趣味:
競馬 野球 ビリヤード ボウリング テニス サッカー観戦 ゲーム 漫画 音楽鑑賞 料理 etc.
自己紹介:
1986年仙台生まれのエセ関東人。7歳時家の都合で中国内モンゴルへ。1年半の滞在でモンゴルにすっかり目覚める。以後単独で2度ほど留学。総滞在期間は約5年。5年も中国に居たくせに、中国語は日常会話程度しか覚えられず。モンゴル語だけ堪能に。初対面のモンゴル人に外国人だとバレたことがないのが自慢。現在は内モンゴルのフフホト市に潜伏中。フフホトでの生活も合計10年目に突入。

競馬歴:1996年頃から
1番好きな馬:スペシャルウィーク
1番好きなレース:97年天皇賞(春)
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