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競馬やら野球やらフフホトでの生活やら適当に書いてます。POGの話題が中心です。
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最初のホテルでの一ヶ月強の期間、それは色んな意味で「中国」を知る時間となりました。
本当はそれほど深いものではなく、日常の中に日本との違いをそこかしこで感じたと、ただそれだけのことなんですが。

そんなわけで、感じた中でも特に印象が強烈だった「食堂での食事」についてなぞ書いてみたいと思います。
「食事」ではなく、あくまで「食堂での食事」です。


まず感じたことは、とにかく段取りが悪いということ。
箸、取り皿、湯のみ、お茶、ナプキン。
お客が来た時に先ず最初に出すものです。
大きい食堂やレストランなんかだと、最初から用意してあるところがほとんどでしたが、このホテルの食堂はそれほど大きくはありませんでした。
なので、お客が来たらその都度用意するんですが、これを一つずつ持ってくるんですよ。
箸を持って来るなら箸だけ。皿を持って来るなら皿だけ。
両手がふさがってると並べにくいからじゃないかと思われるかもしれませんが、持ってきても並べずにその辺にまとめて置くだけでしたからね。
おぼんでも使えばいいのに、と食事の度に思っていました。


次、主食が最後に来る。
ご飯をおかずと食べることが当たり前だった自分には、これはちょっと痛かったですね。
おかずが来てもご飯がない。ご飯が来るころにはおかずがない。
一応、メニューとしては「主食」として書かれているんですが、どっちかと言うと「口直し」と言ったほうが良いのではないかと(笑)
料理が油で炒めたものばかりなので、最後にあっさりしたものを食べると。
こっちからすると、おかずが油っぽいだけに、余計にご飯がほしかったですけど。

それで、「ご飯を早く持って来てくれ」って頼むんですけど、通じないんですよ、これが。
向こうには「ご飯とおかずを一緒に食べる」という感覚がないらしく、何度頼んでも毎回、おかずだけ先に持って来るんです。
それで「おかずとご飯を一緒に持ってきてくれ」と頼むと、すごい怪訝そうな顔をするんですよ。
「何?何言ってんのこの人?」みたいな感じで(笑)


最後に、これだけは閉口したというもの…。
それは、「注文を受けてから材料を買いに行くということ」(爆

ある日、おかず数点と「焼き茄子」を注文したんですよ。
そしたら、他のおかずは割かし早く来たのに、待てどくらせど焼き茄子だけ来ない。
上に書いてあるとおり、おかずが出揃わないとご飯は出さないので、当然ご飯も来ない。
30分以上経ち、さすがに遅いと思い、ウエイトレスを呼んで聞いたら、「今作っている」って言うんですよ。
忘れているわけじゃないんだったらということで待つことにしてひょいと脇を見たら、茄子の入った買い物袋を持った白衣の男が厨房に入って行くという衝撃的光景が(笑)

そんなねえ、客が入りすぎて材料が足りなくなったとかいうわけでもあるまいし…。
何てったって、我々が最初の客でしたから(笑)

まあ、中国の食堂で材料がないため作れない料理がある、というのはそれこそニチジョウチャメシなので、この場合は客の要望に応えるため全力を尽くした、という見方もできるんですが、そうは見えないあたりが何とも…。

以後、料理が出てくるのが遅いと決まって、「遅いね」「今材料買いに行ってるんだよ」という会話が交わされるようになりましたとさ(笑)

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非公開
誕生日:
1986/02/07
趣味:
競馬 野球 ビリヤード ボウリング テニス サッカー観戦 ゲーム 漫画 音楽鑑賞 料理 etc.
自己紹介:
1986年仙台生まれのエセ関東人。7歳時家の都合で中国内モンゴルへ。1年半の滞在でモンゴルにすっかり目覚める。以後単独で2度ほど留学。総滞在期間は約5年。5年も中国に居たくせに、中国語は日常会話程度しか覚えられず。モンゴル語だけ堪能に。初対面のモンゴル人に外国人だとバレたことがないのが自慢。現在は内モンゴルのフフホト市に潜伏中。フフホトでの生活も合計10年目に突入。

競馬歴:1996年頃から
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