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HOME > > [PR] > 実況で振り返る名レース > 実況とともに振り返る名レース ダービー編(91年・92年・94年) RSS   Admin NewEntry Comment
競馬やら野球やらフフホトでの生活やら適当に書いてます。POGの話題が中心です。
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競馬の予想やら何やらでちょっと間が空きましたね。
大体週1〜2回のペースになると思います。

それでは第3回ダービー編です。(=´ー`)ノどうぞ



1991年  勝ち馬:トウカイテイオー

「トウカイテイオー抜けた!3馬身から4馬身!」
「もう追う必要はない!もう追う必要はない!」
「安田隆行完勝2冠達成!そして無敗の2冠達成であります!」

トウカイテイオーが父に次いで無敗の2冠馬となったレース。
楽な手応えから直線でスコーンと抜けるレースぶりは「強い!」のひとこと。
それだけに、この後骨折して菊の舞台に立てなかったのが悔やまれます。
親子での無敗の3冠達成となればまさしく空前にして絶後。
挑戦することすら適わなかったというのが残念でなりません。
ディープがどれだけ走る仔を出せるのか…。

ところでこの骨折、当時は按上が直線で後続を突き放したにも関わらず、
追うのを止めなかったことが原因と見る向きが多かったようですね。
その風潮を作るのにこの実況も一役買ったのではないかと思います。
たしかに映像を見ると勝利がほぼ確定した後も
騎手ががむしゃらに追っている様が見て取れますが…。
しかし他でもない、ダービーという最高の晴れ舞台。
冷静でいろというほうが無理なのではないでしょうか。
個人的には、この骨折について騎手に責任を求めるのは
違うのではないかと思いますね。
偉業に挑戦する権利を得ながらも挑戦できなかった無念のあまり、
ファンがどこかに責任を求めた…というのが本当のところなのでは?

まあそんなことを抜きにしても、耳に残っているフレーズであります。



1992年  勝ち馬:ミホノブルボン

「ブルボン先頭!ブルボン先頭!ブルボン3馬身から4馬身!」
「恐らく勝てるだろう!恐らく勝てるだろう!」
「もう大丈夫だぞ!」

栗毛の快速馬、“坂路の申し子”ミホノブルボン。
距離不安もどこ吹く風、4馬身差で逃げ切ったレースです。
父が短距離種牡馬のマグニテュードということで、
ブルボン、とにかく距離不安説がつきまといましたね。
朝日3歳Sを単勝1.5倍で勝利したというのに、
休み明けのスブリングSは4.5倍の2番人気。
なめられるにもほどがあるってなもんですが、1番人気ノーザンコンダクトが
11着に沈む中、なんと7馬身差の逃げ切り勝ち。
続く皐月も圧勝(単勝1.4倍)しましたし、例年ならダービーは
不動の本命として単勝1.2倍くらいになりそうなところ。
それが2.3倍もついたあたり、いかにその距離適性に
皆が疑問を抱いていたかが分かるというものです。

この実況、“恐らく”とか“大丈夫”とか、ベクトル的にどちらかと言うと
ネガティブな方向から向けられる言葉を使っているあたり、
このアナウンサー自身がブルボンがこの距離を持つかどうか
疑問を持ちながら実況していたのではないかと思います。
それだけに、勝利を確信した時アナウンサー自身の
安堵感からあのようなセリフがこぼれたのだと思いますね。
まあ馬券を買ったファンはスコンと抜け出したブルボンよりも
熾烈な2位争いのほうに注意が行っていたかもしれませんが(爆)

2着はご存知ライスシャワー。16番人気での激走で馬連は大万馬券。
終始2番手を進み、後ろから飛んできた
マヤノペトリュースをハナ差凌いでの2着確保。
その実力を初めて示したレースでした。



1994年  勝ち馬:ナリタブライアン

「これは完勝でしょう!ナリタブライアン再び!」
「千切った、千切った、千切った!!」
「完勝2冠達成ー!!」

“シャドーロールの怪物”ナリタブライアンが5馬身差の圧勝。
外外を回しながら直線の入り口では先頭に並びかけ、
坂を上った後はあっという間に後続を突き放して独走。
他の馬に騎乗した騎手たちが「勝てる気がしない」
と口を揃えて言っていたのが印象的でした。
確かにこんなレースを見せつけられたら戦意もなくなりますよね。
ペリエ騎手が日本で1番印象に残っている馬に
ナリタブライアンを挙げているのも肯けます。

個人的にはこの「千切った〜」が強く印象に残っているんですが、
それは多分にカメラワークによるところが大きいと思います。
角度的な問題で大外を走っている馬が先頭に立っても
テレビでは抜け出したようには見えませんが、ゴールに近づくと
角度が変って位置関係がハッキリと分かるようになりますよね。
大外を突き抜けてきた馬の場合そのカメラの角度の変化も手伝って、
ゴール前でもの凄い加速をしたように見えます。
そのタイミングとこの実況がマッチしたせいで実際よりも
ナリタブライアンが凄い脚を使ったように見え、
記憶にも残ったのだと思います。






今回はここまでです。
何だか結局90年代のダービー全てを取り上げそうな予感(笑)

次回は特別編で。


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自己紹介:
1986年仙台生まれのエセ関東人。7歳時家の都合で中国内モンゴルへ。1年半の滞在でモンゴルにすっかり目覚める。以後単独で2度ほど留学。総滞在期間は約5年。5年も中国に居たくせに、中国語は日常会話程度しか覚えられず。モンゴル語だけ堪能に。初対面のモンゴル人に外国人だとバレたことがないのが自慢。現在は内モンゴルのフフホト市に潜伏中。フフホトでの生活も合計10年目に突入。

競馬歴:1996年頃から
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