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競馬やら野球やらフフホトでの生活やら適当に書いてます。POGの話題が中心です。
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何というか、勝負の世界に存在する残酷さって言うんですかねえ。
天才とその他の隔絶された差というものをまざまざと見せ付けられた気分です。

スポーツの世界にいる世間で天才と呼ばれる人たちは
天才と呼ばれることを嫌う人が結構多いです。
あとは物語の中とか?天才という呼称が努力を否定しているからだと。
しかし、別に天才という呼称ってその人が才能だけで
全て賄っているということを示す言葉じゃないですよね。
スポーツの世界なんて努力するのが当たり前で、
その上で才能がどれだけあるかがキモになるんだと思いますし。
皆が皆イチローと同じだけの努力をしたとして
どれだけの人間がイチローに並ぶか超えられるか、
そう考えるとやはり彼は天才なんだと思います。
凡人の努力だけでは追いつけない領域にいる者が天才ということであり、
そこに至るまでにどれだけ努力したかはこの場合あまり関係ないのでしょう。


と、そんなことをここ数日、ロニーの圧倒的パフォーマンスを見ながら考えてました。
ヘンドリーが引退した今現役選手では一番の実績を持つ選手ですが、
一昨年から去年にかけて1年間休養し、そのまま引退するのではと囁かれていましたが、
本当か嘘か、息子の学費を稼ぐためだとのたまい去年の世界選手権で復帰してきました。
さすがにブランクあるしどこまで行けるか、ていうかこれ勝たれたら他の選手は恥だよな、
なんて声を尻目に涼しい顔して連戦連勝、決勝も全く危なげない試合運びで圧勝。
なんか圧倒的すぎて組合せとか微妙に覚えてないけど、期待の若手
ジャッド・トランプも準決勝あたりで勝機を見出すことなく負けたんじゃなかったっけ。


そして今大会、一回戦から結構熱戦が多かったんですよ。
セルビーとデービスのマーク対決とか、フーとトランプとか、
個人的今大会ベストバウトのセルビーとヒギンスの試合とか。
あとディンとマーフィーの試合ですかねー。この試合序盤ディンが絶好調でしてね。
ディンは2年前世界ランキングで4位まで上がりましたが、一昨年冬にかけて
ぶくぶく太って低迷し、丁度中国の若手が伸びてきていたこともあって
このまま後輩たちに抜かれて消えていくのではと危惧されていました。
しかし体を絞ったせいか危機感に煽られたせいか、とにかく去年は安定感を取り戻し、
ここ数ヶ月を切り取ってポイントを計算した場合ランク1位になるほどに。
マーフィーとの試合でも序盤はその調子の良さが窺え、
最初の2フレームあっさり取った時は、これに勝てるのいるの?
ていうかマーフィーが相手になってねえwぱねえwとか思いながら見てました。
しかし勝負のアヤというのは分からないもの。テニスなんかも
セットをまたぐと調子ががらっと変わってしまうことが珍しくないですが、
あれだけ調子がよかったディンが崩れていくさまはある意味では見ものでした。
もっとも、マーフィーも別に調子良くはなかったと思うんですけどね。
そうして2人して調子を崩した結果があの第8フレームのミス合戦ですよ。
まさかトッププロ同士の試合であんな素人レベルの試合を見ることになるとは。
いやまぁ、展開が二転三転してあれはあれで面白かったんですけど(笑)
最終的にはマーフィーが6-4で勝利ということで、
最初のディンのスタートダッシュを考えると信じられない結果となりました。

とまあ、そんな感じでなかなか面白い試合が続いて楽しませてもらったわけです。
ただし後ろに(ロニーが絡んだ試合を除く)という但し書きが加えられますけど(笑)
初戦から6-1、6-0、6-2で何の盛り上がりもない試合を3つ続けて決勝進出。
二回戦のウォーデン戦なんてあまりにキレ過ぎていて相手が可哀想になりました。
この試合第5フレームからテレビ中継が始まって2時間中継枠が取られていたんですが、
放送開始時点で4-0、その後たったの20分で決着したせいで時間が余りまくり、
既に終わった4フレームを再放送してもまだ1時間も余る始末。
仕方がないので前日行われたヒギンスとセルビーの試合を流していましたが、
そもそも6フレーム先取の試合が1時間で終わることがおかしすぎる。
セイフティー合戦になれば1フレームで1時間かかることもあるというのに。
実際、ロニーの試合以外は放送時間内に決着がつかなかったわけだしね。
対戦相手のウォーデンに特別ミスがあったわけではなく、
そもそもミスを何度も犯せるほど突かせてもらえなかったというね(笑)
準決勝のマグワイアはその点最低限の意地は見せられたのかな?
序盤リードするチャンスはあったし、左のポケットに蹴られた球が
右のポケットに入ったりと運にも恵まれていたしね。でも6-2。
ここまでの相手全員世界ランク15位以内に入ってる選手なんですけどねえ。

決勝は準決勝でマーフィーを6-1で一蹴したマーク・セルビー。が、
これは素晴らしい熱戦が期待できる!なんて気持ちはこれっぽっちもありませんでした。
あれです、去年一昨年あたりの女子テニスとシチュ的には似通ってますね。
世界ランク的にはアザレンカ、シャラポンだけど、最強は裏番のセレナ、みたいな。
あの時も世界ランク1位のアザレンカがセレナ相手にどれだけ善戦できるか、
なんていうおかしなねじれ現象が起きていましたが、全く同じ構図です。
世界ランク1位のセルビーがロニー相手にどこまで善戦できるか。
さすがに準決勝でマーフィーを相手にしなかった名目上世界1位のセルビー、
試合内容は他のロニーの試合と比べれば遥かに善戦したと言えるものでした。
…序盤5フレームで0-5だったけどね!前半終了時点で1-7だったけどね!
チャンスがなかったわけではないんだよなぁ。最終的には4-10だったわけですが、
ウォーデン戦みたいにフレームあたり10分で終わるようなことはなかったし、
前半折り返し直前の2フレームはセルビーが押してたので、
そこきっちり取って3-5で折り返せていたらまた違った展開もあったのかなと。
まぁでも結局勝負どころをきっちりモノにする勝負強さの差が大差に繋がったわけで、
試合全体で考えたら紙一重の差とはとても言えない差が横たわっていました。
スヌーカーはある程度年がいっても肉体的なハンデは大きくはないと思いますが、
集中力その他諸々の問題で一般的に全盛期とされる年齢というものはあるわけで。
いつ引退するかも分からない40間近のおっさんに勝てそうな選手が見当たらないというのは、
何だか隔絶した才能という現実を見ているようでちょいと切なくなりました。
正直今のロニーには勝てるビジョンが浮かびませんが、
このままではあまりに面白くないので、選手権では打倒ロニーを
果たしてくれる選手が現れることを期待します。

とりあえず、ロニーおめ。



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競馬 野球 ビリヤード ボウリング テニス サッカー観戦 ゲーム 漫画 音楽鑑賞 料理 etc.
自己紹介:
1986年仙台生まれのエセ関東人。7歳時家の都合で中国内モンゴルへ。1年半の滞在でモンゴルにすっかり目覚める。以後単独で2度ほど留学。総滞在期間は約5年。5年も中国に居たくせに、中国語は日常会話程度しか覚えられず。モンゴル語だけ堪能に。初対面のモンゴル人に外国人だとバレたことがないのが自慢。現在は内モンゴルのフフホト市に潜伏中。フフホトでの生活も合計10年目に突入。

競馬歴:1996年頃から
1番好きな馬:スペシャルウィーク
1番好きなレース:97年天皇賞(春)
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