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競馬やら野球やらフフホトでの生活やら適当に書いてます。POGの話題が中心です。
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というわけで、本当に今さらですが全仏オープンについて。

女子はやはりと言うか、予定調和と言うか、準決勝でアザレンカとの
「決勝でセリーナにボコられる権利」争奪戦を制したシャラポワを破ったセリーナの優勝。
某ブックメーカーではセリーナの勝利の倍率が1.2倍だったそうで。
それに対して、男子決勝のナダルvsフェレールは1.1倍だったそうですね。
こっちはディープインパクトの単勝より堅い、まさに鉄板といった感じで、
途中棄権以外でナダルが負けることはあり得ないと思っていましたが、
セリーナとシャラポンなら何十回もやれば1回くらいはシャラポンが勝つ可能性もありそうで、
そう考えるとこの1.2倍はちょっと見込まれすぎなのかなと思っていました。
何度も書いているように自分はシャラポンが好きではないのですが、
今大会のシャラポンはちょっとだけ変化が見受けられ、それがセリーナ戦でどう出るか、
セリーナが勝つのは自分の中で既に決定事項で、その上でシャラポンがどういった戦いを見せるか、
この試合の最大の興味はそこでしたね。

セリーナは準決勝でエラーニを1時間もかけずに圧倒。
これが第1シードと第5シードの戦いかと、見ていて欠伸が出てくるほど退屈な試合でした。
何とか連続で焼かれるのは避けたものの、結局6-0 6-1という惨憺たるスコア。
エラーニの母国イタリアでも見るに耐えないと言われるほど一方的な試合でした。
ただその前の準々決勝ではクズネツォワ相手にフルセットにもつれ込む苦戦。
クズネツォワが素晴らしかったのは確かですが、第2セットから第3セット序盤までは
完全に打ち負けていました。策を弄したとか、セリーナの精神が不安定になっていたとか、
アップアップで何とかタイブレまでたどり着いてちょい差しで取ったとかではなく、
真っ向からセリーナに打ち勝っていたのが結構衝撃的でしたね。
第3セットで先にクズネツォワがブレークして2-0になった時には終わったかと思いましたが、
そこから緊張からか、はたまた疲れからか、ミスが急に増えたクズネツォワを
セリーナがまくってセットカウント2-1で勝利。まさに“終わってみれば”という試合でした。
ネットの結構目に付くところでセリーナをゴリラだとか、
女子に混ぜるんじゃないとか言う人がいますが、それが肯定的な目線、
つまりセリーナが強いということを言い表すのに使っている場合はまだいい・・・とは言わないまでも、
そこまで不快にならないのですが、本気で中傷している人なんかもいるんですよね。
確かにセリーナのサービスは女子とは思えない威力がありますし、
身体つきを見てもそう思うのは無理からぬことだと思いますが、
なんだかそればかりがセリーナであるかのような物言いは肯定できません。
パワーに隠れているだけでテクニックも錦織なんかと比べてもはるかにありますし、
シャラポンなんぞ相手にもならんレベル。その上クズネツォワ戦でも見せたメンタル、
それら全てがあるからこそセリーナは“強い”んだと思います。

そんなセリーナですが、個人的には全盛期は終わってるのかなという印象でした。
周りのレベルが相対的に下がっているので記録だけはどんどん伸びていますが、
ベルギー勢とやり合い、姉妹対決に沸いてたころの方がやっぱり強かったかなぁと。
年齢的にもこれから肉体レベルは落ちていくでしょうから、
今の円熟した強さをどこまでキープできるかですね。
シャラポンとの試合もシャラポンがいいプレーをしたというのがあるにせよ、
今までになく手こずってました。しかしそれでもクズネツォワ戦とは違い、
セリーナが負けそうだと思った瞬間がありませんでした。
そういう印象を与えられるのはやっぱり“強い”からなんでしょうね。

シャラポンは相変わらず作戦が“ガンガンいこうぜ”しかないテニス。
いやまぁ、二十も後半になって今さらスタイル変えようとしても難しいと思いますが、
それでも今大会はドロップなんかも使ってましたね。
正直、もう少し早くプレーの幅を広げて欲しかったですが、
違ったことをやるのも悪くないと思うので、これが一過性でなければと思います。
ただ、レンカ戦で審判と揉めた直後にダフォって落とすなど、
ダブルフォルトの多さとメンタルの不安定さはどうにもなりませんね。

まとめると、しばらくセリーナの天下は続きそうだなぁと。
セリーナが復帰してからずっと同じことを言ってる気がしますが、
今大会も何も状況は変化しなかったということで。
セリーナ以外を圧倒しているレンカとシャラポンがこの体たらくですからねえ。
男子とは違った意味で停滞して久しいですし、
ヒンギスが出てきた時みたいな超新星の登場を願って止みません。



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1986年仙台生まれのエセ関東人。7歳時家の都合で中国内モンゴルへ。1年半の滞在でモンゴルにすっかり目覚める。以後単独で2度ほど留学。総滞在期間は約5年。5年も中国に居たくせに、中国語は日常会話程度しか覚えられず。モンゴル語だけ堪能に。初対面のモンゴル人に外国人だとバレたことがないのが自慢。現在は内モンゴルのフフホト市に潜伏中。フフホトでの生活も合計10年目に突入。

競馬歴:1996年頃から
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