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競馬やら野球やらフフホトでの生活やら適当に書いてます。POGの話題が中心です。
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ディープインパクトが顕彰馬に選定、競馬の殿堂入り


ディープインパクトが引退してからたったの1年半で殿堂入りしてしまいましたー。
あまりの早さにちょっとびっくり。
こんな引退して間もない馬に選ばれる資格があるなんて思ってなかったもので。
引退してから5年は選ばれる資格は与えられないと思ってたんですが…。
それは野球の殿堂の条件でした(笑)


ディープが殿堂入りすることには何の異論もありませんが、やっぱりこの顕彰馬の選出制度はあまりに欠陥が多いと思います。
まず前提が「中央競馬の発展に多大な貢献のあった競走馬の功績を讃える」って時点で、選ばれる資格の有無があまりに曖昧なのではないかと。
文面から想像するに、優秀な競争成績+αが必要ということだと思いますが、もうちょっと具体的な基準が必要なのではないかと。
例えば、この論調で考えると、テイエムオペラオーには選ばれる資格はなかった、ということになるのではないかと思います。
シンボリルドルフに並ぶ最多のG?7勝ということで、競争成績は文句のつけようのないものを残していますが、その活躍で競馬人気を盛り上げたわけでもありませんし、中央競馬に多大な貢献があったとは到底思えません。海外遠征を期待されながらも国内での戦いに固執したのも、「貢献したか」をテーマにした場合マイナス要素になると思います(馬主の都合などもありますし行かなかったことが悪かったとは思っていませんが。あくまで一般論です)。数を勝った=貢献だと言うなら、アドマイヤドンも同じ数勝ってますし(地方交流が多いですが)こちらも選ぶべきだということになります。
ならば、凱旋門賞で僅差の2着に入ったエルコンドルパサーや、日本の馬で海外G?を初めて制したシーキングザパール(20世紀の名馬100にすら選ばれませんでしたね…)のほうが相応しいという考え方も成り立つのではないでしょうか?

あと、ダートの馬があまりに軽視されているのも疑問ですね。
こう言うのも何ですが、ダートよりよほど盛んではない障害の名馬グランドマーチスが選ばれているのに、ダートの名馬が選ばれないというのは明らかにおかしいと思います。
そりゃあ昔の年末の風物詩が有馬記念ではなく中山大障害だったことや、ダート競争が盛んになったのはここ20年くらいのことだということが影響しているであろうことは容易に想像がつきますが。
アラブのセイユウまで選ばれているのにこれはあんまりなのではないかと。
前出のアドマイヤドンやライブリマウント、ホクトベガなど、選ばれる資格を持っている馬は何頭もいると思いますが。
特にホクトベガは、競争成績も競馬界(地方も含めて)への貢献度も文句なし。
エルコンドルパサーとともに当然選ばれて然るべき馬だと思いますね。


まあ資格云々は置いておいて、結局のところ選考方式がおかしいのです。

「10年以上競馬報道に携わっているマスコミ・新聞関係者による選考投票を行い(1名2頭まで)、総投票者の4分の3以上の得票を得れば選出。対象となる馬は過去20年以内に競争登録を抹消された馬」


って、どんだけ?
この20年間の間にどれだけの馬が引退したと思っているんでしょうか。
名馬と呼ばれるに足る馬だけでも、軽く3桁は行くでしょう。
その中から個々人が好きに2頭を選んで、その4分の3以上が一致する確率ってどれほどのものなんでしょうね。
この選考方法の下では、それこそディープのような完璧な戦績と印象を与えない限りはとてもじゃないですが選ばれませんよ。
このままの制度では10年に1頭選ばれるかどうか…。
凱旋門賞やBCC、ドバイWCなど勝ったら問答無用で選ばれるでしょうが…。
顕彰馬は増やせばいいというものではないということは重々承知してますし、なかなか選ばれないからこそ選ばれる価値があるというのも分かりますが、流石にこれはないと思いますね。
せめて1年に1頭…。
いや、2年に1頭でもいいので、きちんと選ばれるような制度を作ってもらいたいものです。


例えば、投票対象になる馬を予め5頭ないし10頭ピックアップしておくとか。
得票数の選出ラインを3分の2以上とか半分以上とかに下げるとか。
JRAの中に専門の委員会を設置してそこで討議して決めるとか。
いっそのこと年に1頭は必ず選出するという規則をつくっちゃうとか。



まあ素人考えなので、どれも何らかの欠陥を抱えているんでしょうけどね。
アメリカやオーストラリアの制度は、毎年必ず何頭か選ばれるようになっているみたいですね。
それらを参考にしてみるのも良いのではないでしょうか。
とにかく今のままでは選考制度自体が有名無実。在って無きが如し。
是非とも今の制度を改め、「選ぶ」ことに重点を置いた制度を新しく作ってもらいたいものです。

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1986年仙台生まれのエセ関東人。7歳時家の都合で中国内モンゴルへ。1年半の滞在でモンゴルにすっかり目覚める。以後単独で2度ほど留学。総滞在期間は約5年。5年も中国に居たくせに、中国語は日常会話程度しか覚えられず。モンゴル語だけ堪能に。初対面のモンゴル人に外国人だとバレたことがないのが自慢。現在は内モンゴルのフフホト市に潜伏中。フフホトでの生活も合計10年目に突入。

競馬歴:1996年頃から
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