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競馬やら野球やらフフホトでの生活やら適当に書いてます。POGの話題が中心です。
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もはや、いつ何をどこまで書いたのか覚えていない今日この頃。
十何ヶ月ぶりかの再開でございます。


というわけで、天津港に着いてからの話です。

今でこそネットやその他、情報網が発達し、十分な、あるいは過剰ともいえるほどの海外情報が飛び交っていますが、当時は海外と言うとまさしく「海外」という感じで、手に入る情報も、またその手段も限られていました。
自分の記憶では、旅行会社のパンフ以外では、「地球の歩き方」以外、あまり有力なものはなかったと記憶しています。
まあ、うちの親がいっつもそれを携帯していたため、いやでも目に入ったがために、幼かった自分に刷り込まれただけかもしれませんが(笑)

そんな状況だったので、行ったときの予備知識などはまったくなく、見るもの全てが新鮮に映ったと記憶しています。
どこに行くかも知らされていなかった(当たり前ですが、実際はちゃんと知らされていたようです。が、自分にはその記憶が全くありません。)んですから、予備知識もなにも、ないんですがね。


何が言いたいのかといいますと、早い話、扉の向こうには別世界が広がっていたということです。

港の建物はがらーんとしていて日本とは雰囲気が違うとか、空気が違う(石炭臭い)とか、税関の職員が怠慢だとか言っても、それは許容範囲というか、衝撃を受けるというほどのこともなかったんですね。

それが…。

外に出たらそこは、人、人、人。客引きの嵐。
これはもう、大げさでなく戦場でした。
とにかく強引。客を取るためなら何でもOKって感じ。

自分も何度か、荷物を持っていかれそうになりました。
置き引きとかじゃなく、ホントに持ってかれてしまうんですよ。
ちゃんと荷物を握っているというのに(笑)
人が荷物を手放せないことをいいことに、そのまま自分の車(タクシーorバス)のほうに引っ張ってっちゃうんですよね。
あれには、開いた口がふさがりませんでした。

あとねえ、タクシーなんかはすごいぼるんですよ。ぼったくり。
「北京まで900元ね」とか何とか言って、相場を知らない、初めて来たっぽい日本人留学生なんかを狙うんですよね。
500元もしないっつーの。
メーターついてんのに使おうとしないし、メーター使えと言うと壊れてるとか何とかごまかし、去ろうとしても荷物を放さない。最悪ですな。


バスにも落とし穴がありました。
それは、いつまで経っても発車しないということ。
安い運賃につられて(少なくともタクシーよりは格段に安い)乗り込みます。
で、いつまで経っても発車しない。何をしているのか。

満席になるまで客を呼び込んでいるんですよ。

1時間くらい経つと、さすがに待たされてるほうもおかしいなと気付くんですよね。
で、どうなっているのか聞くと「もうすぐ、もうすぐ」とか言うんですよ。
お前それ、何度目の「もうすぐ」なんだよって(笑)
満席になるか、周りに人がいなくなるとようやく発車します。
ふぅーやれやれ、と思ったら、途中で車を換えるとかで乗換えをさせられたり…。
…一応目的地にはちゃんと連れて行ってくれますけどね。


タクシーなら金、バスなら時間が、それぞれ無駄になるわけです
金か時間。究極の選択(笑)


ちなみに私は、最初の時は迎えが来てくれてました。
その後、二回目以降は常にこういった手合いと激闘を繰り広げることに(笑)
ただ、10回以上行っているので、5回目くらいからは顔を覚えられて、ぜんぜん寄り付かなくなりました。
あちらもプロですから、騙せないということが分かったんでしょうね。

今は、港からタクシーで10分くらいのところにあるバスターミナルから出ている、北京への定期便を使っています。
30分毎に出て、北京まで2時間。
一人42元と、割りと安くいけます。
中国のバスにしては、きちんと時間を守って走るバスなので重宝してます。

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チョルモン
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性別:
非公開
誕生日:
1986/02/07
趣味:
競馬 野球 ビリヤード ボウリング テニス サッカー観戦 ゲーム 漫画 音楽鑑賞 料理 etc.
自己紹介:
1986年仙台生まれのエセ関東人。7歳時家の都合で中国内モンゴルへ。1年半の滞在でモンゴルにすっかり目覚める。以後単独で2度ほど留学。総滞在期間は約5年。5年も中国に居たくせに、中国語は日常会話程度しか覚えられず。モンゴル語だけ堪能に。初対面のモンゴル人に外国人だとバレたことがないのが自慢。現在は内モンゴルのフフホト市に潜伏中。フフホトでの生活も合計10年目に突入。

競馬歴:1996年頃から
1番好きな馬:スペシャルウィーク
1番好きなレース:97年天皇賞(春)
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